最終工程

THAI OKINAWA

2009年01月08日 09:00

焼物の最終工程、釉薬(ゆうやく)掛けにはいりました。


釉薬とは簡単に言うとガラスの事です。粉状になった石と灰や着色剤(金属材料)を水で混ぜ合わせて使います。
それを1200~1250℃くらいで焼き上げる事で作品の表面にガラス状の膜が出来るというわけです。それにより強度を出したり、水分が染み込むのを防いだりしているのです。

どんなに時間をかけた作品も、釉薬掛けを失敗したら、「燃えないゴミ」となります。
エコ的視点からも許されません!イヤ、ホントに。
それくらい大切な工程なんですよ。

今日はTHが吹き付けをした作品を取りに行って、それに釉薬掛けをしたら窯詰めです。

AI(伊是名 淳)